8 夜店
町には多くの夜店が出る。見かけた夜店について述べる。
- 牡蛎のオムレツ売り・・牡蛎が入ったオムレツに、赤くて甘いソースがかけてあるものを売っている。そんなにうまいとは思わなかったが、台湾人にとってはなつかしい味らしい。(おはよう にぽん。に書いてある)
- 臭豆腐売り・・腐った豆腐を揚げたものを売っている。ものすごく臭い。しかし食べると割とうまかった。揚げだし豆腐みたいなものか。ビーフンをドロドロに煮たものも売っていた。それはあまりうまくなかった。
- 包子売り・・肉まんか焼売かよく分からないものを焼いていた。うまかった。
- 米のソーセージ売り・・米の腸詰めを売っていた。うまかったが、すぐ腹がいっぱいになるのが難点。
- ソーセージ売り・・量り売りだった。知らないで100元渡したらすごい量のソーセージを渡された。ビニールには切ったソーセージと生のニンニクがたくさん入っていた。うまかったが、何百グラムも食べていると嫌になった。
- 犬売り・・「狗」という看板が出ているので、犬の肉を売っているのかと思ったら愛玩用の子犬を売っているのだった。
- 汁売り・・果物を絞ってジュースにしてくれるらしい。
- かき氷売り・・トッピングとしてプリンとか果物が載せられるらしい。
- 愛玉氷売り・・飲むゼリーを売っている。
- トマト飴売り・・プチトマトをいくつか串に刺したものを飴につけたものを売っている。リンゴ飴のトマト版だ。食べてみたら意外とおかしくなかった。ただ、飴が甘くて参った。他にもイチゴとかでも似たようなものを作っていた。
- 串焼き屋・・いろんな串が並んでいて、これをくれというと焼いてくれる。よく分からないので白い四角いものが三つ刺さっているものを頼むと、豆腐だった。
他には糯米を豚の血で固めたものの串焼きとかを売っていたようだ。若い女たちがぎらぎらした鳥肉をかじりながら談笑しているのが面白かった。
- 紅茶売り・・各種飲み物を売っている。シェーカーで材料を振り混ぜてくれる。
- テレビ屋・・テレビが夜店で売られていた。
- おでん屋・・おでん屋には大抵「高雄名産」とか書かれていた。おでんは高雄の料理なのか?高雄という地名とつながった食べ物としては他に「肉円」というものがあった。透明なぶにゅぶにゅの中に肉が入っているものを揚げたもので、名前を知らなかったためにまちがえて二つ食べてしまった。油っこくて気持ち悪くなった。
- 大判焼屋・・大判焼を売っている。味は日本のと同じ。
- 寿司屋・・のり巻きやいなりずしを売っている。海苔じゃないもので巻いているのもあった。一体何だったのか、食べておけばよかった。結構あちこちにいた。
他にもいろいろいたが、きりがないのでこの辺で終わる。
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