ローマ遠征記
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当時1ユーロは130円ぐらいであった。また、イタリアの時間は日本より8時間遅れであった。
2010年1月27日 昼東京発、夜ローマ着
2010年1月28日 ローマ市内観光 バチカン美術館、サンピエトロ寺院、サンタンジェロ城
2010年1月29日 ローマ市内観光 ボルゲーゼ美術館、スペイン広場、骸骨寺、トレビの泉、パンテオン
2010年1月30日 ローマ市内観光 コロッセオ、フォノロマーノ、真実の口、カピトリーニ博物館、オペラ座
2010年1月31日 ローマ市内観光 蚤の市、ピラミデ
2010年2月1日 昼ローマ発、機内泊
2010年2月2日 昼東京着
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2010年1月27日(水)一日目 はれ
出発
このころ体調は最悪だった。親指の爪が剥がれたときの傷がまだ痛い&頚椎症によるしびれがひどくて右手があまり使えない。
11:00発。バスで日暮里へ。京成で成田へ。13:00ごろついた。遠い。空港で昼食。回転寿司に入ったらとても高かった。鉄火巻きが380円とか。二人で1200円。やっぱり空港で食べると高くつく。
14:20に飛行機出発。定刻どおり。イタリアの飛行機はおくれるという話だったがそうでもなかった。
1時間ほどして飲み物とつまみ(ビスケット)が配られた。白ワイン vino bianco もらった。ヴィーノビアンコと言ったら通じた。
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2時間ほどして機内食。イタリアンと日本食が選べた。イタリアンにした。内容は牛肉の煮たやつ+人参、ラビオリ、サラダ(生ハム、セロリ、いんげん豆)、果物(パイン、メロン、オレンジ)、パン、アメリカンコーヒー、ビール。かなりうまかった。
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 機内食
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 イタリアのビール
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前の座席の背中にパーソナルテレビがあったので、映画「300」を見た。西庄が絶賛していた映画だが、俺はつまらないと思った。最近の香港映画でよくあるような、CGの矢がいっぱい飛んでくるような絵があまり好きになれない(少林サッカーは面白かったけど)。唯一面白かったのは敵の王様がポージングしているところだ。妻は映画「ドッジボール」を見ていた。あほらしくて面白かったそうだ。
12時間半も飛行機に乗っていると退屈だし、足がパンパンになって疲れた。ついでにこのころかなり首の具合が悪く、そういう意味でもかなり厳しかった。ときどき後ろの方のドリンクコーナーに行ってコーラや水を飲んで気分転換。あまり寝られなかった。
アリタリア航空はひどいといろいろ聞いていたが、乗務員はわりと愛想良かったし食べ物もうまかったのでそんなに悪くないと思った。
降りる2時間ぐらい前に夜食。サンドイッチとおにぎりが選べた。サンドイッチにした。丸いパンにハムとチーズが挟まっていた。味はまあまあ。
降りる1時間前ぐらいに、もう一回食事。もういいんだけど…。パンとかハムとかチーズとかヨーグルトとかクラッカーとか。一応食べる。
あとの方は「数独」というパズルゲームをやっていた。
ターナーホテル
これよりイタリア時間。
19:00すぎにタラップ降りる。タラップはグラグラしていて危なかった。バスで建物へ。バスに乗っていると、輸送中に落としたと思われるスーツケースがひとつ転がっているのが見えた。空港で荷物がなくなったり破損したりするのはよくあることらしいが、管理がいいかげんすぎると思う。
トイレ(汚い)に行っているうちにトルコ人?の団体が来て、入国手続きが遅くなった。入国審査員の男は、こっちも見ないでパスポートを放り投げて返した。態度が悪すぎる。
20時半頃、「レオナルドエクスプレス」のホームへ。切符を自動販売機で買ったら定価だが、故障?で使えなかったので窓口で買う。2ユーロほど余計に取られた。売店でローマパスを買う。これまた店員の態度が「ああ?」という感じでとても悪かった。ここは外国なのだ。
レオナルドエクスプレスの写真
20:36発(定刻通り)にテルミニ駅行きに乗った。30分ぐらいでついた。
駅を出るとなんだかガラが悪そうな人たちがいっぱいいて焦った。
Cafe Express という売店でパニーノ panino(3.8ユーロ、ちなみにパニーノの複数形がパニーニ)や水(1ユーロ)を購入して、タクシーでホテルへ。9ユーロだったので、10ユーロ払ってお釣りはあげた。ぼられるかと思ったらぼられなかった。ホテルには22時半頃ついた。
ローマには古代の城壁が今もたくさん残っていて、門も数多くある。そのうちのポルタピア門というのの近くに、今回泊まったホテルがある。ホテルの名前は「Turner Hotel」という。ターナーというイギリスの画家の名前からとったそうだが、ホテルにターナーの絵はない。
かなり古臭いが、わりと豪華な見た目の設備だった。柄が取れていたりいろいろ駄目なところも多いんだが、バスタブがやたら大きかった。湯もすぐ出たし、まあいいか。4つ星ホテルの基準がいまいち分からない。
ヒゲを剃っていて鼻の下を大きく切ってしまい、血が止まらなくなって困った。
さっき買ったパニーノを食べたがあまりうまくなかった。硬いパンに大量のシーチキンとクリームチーズと青いトマトが挟まっていた。今考えたら夜だったので古かったんだろう。
テレビをつけると、ストリップポーカーというのをやっていた。イタリアらしいと思った。
2010年1月28日(木)二日目 はれ〜あめ
ターナーホテル。我々が泊まったのは入り口のすぐ上の部屋。
ホテルの窓から見えた建物。Ministero dei Lavori Pubblici というらしい。
フォルコルンブロート
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朝食。レストランが異様にゴージャスな造り(19世紀的な意味で)で笑ってしまう。客は誰もいなかった。コンチネンタル式ということで、基本的にパンぐらいしか置いていない。甘いクロワッサン(コルネcorne)、アメリカンコーヒー(極めてまずい)、パイナップルジュース、ケーキ、黄桃(シロップ漬け)、プルーン(シロップ漬け)を食べた。プルーンがあんずみたいで意外とうまかった。
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ここに置いてあったパック入りの糞まずいパン「Vollkornbrot」を食べて衝撃を受ける。臭くて酸っぱくてボロボロしていて、「健康に良さそう」な味。後で調べたらドイツのライ麦100%のパンらしい。持ち帰ったのにチーズだのいろいろ挟んで食べると、うまかった。そのまま食うものではなかったらしい。
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この日は朝早く出発し、15分ほど歩いて地下鉄Republica駅まで行き、Ottabiano駅からまた歩いてバチカン美術館に入った。地下鉄は薄汚くて暗かったが、有名なスリには遭わなかった。
バチカン美術館
8:30頃入る。5時間くらいかけて見回った。ここには、じっくり見たら一日かかっても見きれないほどの美術品がある。天井画がとても多く、ずっと見ていたら首が痛くなった。首が悪いので上を向いてはいけないのだが…。有名な「最後の審判」とか「アテネの学堂」もわりとすいていて、じっくり見られてよかった。人のレポートを見ると激混みで大変だったとか書いてあるのが多いんだが、観光客が少ない季節だったのがよかったようだ。
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彫刻とか絵にいちいち「○○PONT-MAX」などというプレートがついていたのが印象深かった。後で調べたら教皇という意味らしい。
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ギリシャ彫刻のコーナーと世界の民族博物館みたいなコーナーは閉まっていて入れなかったが、あとは大体見られた。置いてある美術品とかについては、他の人のレポートのほうが詳しいだろう。
写真はあんまり撮っていない。
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巨大松ぼっくり
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よくわからない美術品
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特にすごい天井画
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現代美術
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ラオコーン像
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エトルリア美術館1
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エトルリア美術館2
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らせん階段
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館内のバールで「オルゾorzo」飲んでみた。1.2ユーロ。オルゾとは麦茶の濃いやつで、コーヒーの代用らしい。まあそんな感じの見た目と味だった。俺はコーヒーのほうがいいな。あと、小腹が空いたので赤いピザpizza
rossa も食べてみた。トマトソースを塗っただけのピザだが、生地がうまいのでうまかった。
美術館の中に郵便局があったので、ローマ教皇の絵葉書を自分宛に送った。バチカンの切手や消印なんて珍しいので嬉しかった。
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美術館を出て、そのへんにあった適当なバールで昼食を取った。二人でサンドイッチとコーラを頼んだら28ユーロも取られた。値段をはっきり書いてないからやばいなとは思っていたが…。バールは立ち飲み立ち食いが基本で、席に座ると三倍になるということを後で知った。しかも店員は、こちらがまだ食べているのにさっさと下げようとしてくるので気分が悪かった。以降、バールでは二度と座らず。(バチカン周辺はとくにたちが悪い店が多いようだ。あのへんで物を食ってはいけない。食うならバチカンの中にするべきだ。あと、土産物の類もバチカンの方が安いしちゃんとしている)ちなみに味についてだが、パニーノはわりとうまかったが、イギリス式の三角のサンドイッチはまずかった。やはり郷に入っては郷に従えということか。
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Snack Bar MORETTO
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ポテトチップがついていた
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サンピエトロ大聖堂
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有名なサンピエトロ大聖堂に入った。ここもそんなに混んでなかった。天井は高すぎるし、とにかくなにもかもが大きすぎて呆れた。東本願寺がこれに近いかな?と思うが、もっと大きい。
有名なピエタ像も見た。変な人が暴れた事件があったらしく、今は近くでみることはできない。
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正面入口
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オベリスク
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その後、宝物館というのにも入った。(6.5ユーロ)昔の教皇冠とか宝石を散りばめた十字架とか、そういった宝がたくさんあった。古代の装飾品は渋いというか繊細できれいなのが多いのだが、中世のになると金の板にいろんな色の大きな宝石をこれみよがしにはめ込んだ、ゴテゴテした悪趣味な、ゴシックな感じのものになる。
そういえばローマではドーム型の教会はたくさん見たが、トゲトゲしたゴシック式の教会は見なかった。
出てくると激しく雨が降ってきた。変な衣装の兵隊もレインコートを着ていた。
サンタンジェロ城

カタパルトの弾
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場内のバールにて
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サンピエトロ寺院のすぐ向かい側にある。雨の中移動。ここはもともと古代の墓だったのを改造して城にしたものらしく、カタパルト用の丸い石の弾丸がそこいらに積み上げてあった。中は博物館になっていて、甲冑の類がいろいろ展示されていたのがよかった。
城の中のバールでエスプレッソを飲む。一杯2.5ユーロだから少々高いが、明朗会計なので安心だ。疲れていたので、ここで座ってゆっくり休めたのでよかった。城なので屋根がないところも多く、雨の中ではちょっと寒かった。晴れていたら銃眼を覗いたりするのももっと楽しかっただろう。
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星銃士ビスマルク
もう暗くなってきたので、城の近くのバス停から、ホテルのあるポルタピアへ戻った。バスに乗るのは初めてだったので勝手が分からなくてこまった。チケットを自分で機械に通して印字する。人のよさそうなサラリーマン風の男が教えてくれた。バスはうろうろいろんなところを走るので、だいぶ時間がかかった(40分ぐらい)。
ホテルの人に頼んで、人気のレストラン「ダ・フェリーチェ」に予約電話を入れてもらうが、満席でダメだった。こんなことならもっと早く日本から国際電話で予約すればよかった。
夕飯は、ホテルのすぐ近くにある「L'archetto 3」という店に行ってみた。

前菜:バッカラ
(甘塩タラの天ぷら)
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ピザ:マルゲリータ・ビスマルク
中央に玉子が載っている
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妻はキノコのピザ
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食後酒:グラッパ
妻はリモンチェッロ
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飲み物はビール birre。ピザは一人一枚がイタリア流らしい。ローマのピザはパリパリで薄いので、軽く食べられた。とてもうまくて満足した。適当に入った店にしては当たりである。グラッパはワインを蒸留した透明な酒で、白酒(パイチュウ)みたいで臭くてきついんだが、脂っこいものをたくさん食べた後だったのですっきりした気がする。リモンチェッロはレモンの皮を砂糖と焼酎に漬けた黄色い酒で、いいにおいがした。
ホテルに帰って寝る。テレビをつけたら日本の昔のアニメをやっていた。
テレビアニメについて
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ローマでは日本のものを見かけることはあまりなかった。本屋でも「東洋哲学」とかいう棚に「Zen」とかいうのがあるだけ(それも表紙はヨガをするインド人だったりブルース・リーだったり…)。電気製品とか車もあちらのものばかりだった。ただ、日本のアニメだけはテレビでよくやっていた。とりあえず見たものはこんなの。
ハム太郎、クリーミィマミ、ハイジ、ラスカル、「ふしぎ星の☆ふたご姫
Gyu!」、怪物くん、モンチッチ、チャーミーキティ、ときめきトゥナイト、ラセーヌの星。声はイタリア語吹き替えで、主題歌はほぼ全てイタリアオリジナルバージョンだった。
イタリアでは日本のアニメをやたらやっていると噂には聞いていたが、本当だった。昔は鋼鉄ジーグとかタイガーマスクとかやってたそうだが、最近はあまり暴力的なのはやってないようだ。
日本の以外ではアメリカのアニメとかよくやっていたが、印象に残ったのが「The Amazing Spiez!」少年少女4人組の工作員たちに、ハゲの中年男が指令を出す。海外アニメでありがちな冗長な描写(ドアに手を挟んで手がペラペラになったりするアレ)がなくて面白いと思った。表情とかかなり日本アニメっぽい。
http://www.disneychannel-asia.com/DisneyChannel/supersites/amazingspiez/
↑このページは英語だが、もちろんイタリアでやっているのはイタリア語吹き替えである。(字幕というもの自体あまり見なかった)
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2010年1月29日(金)三日目 はれ〜あめ
朝食。今日も誰も客がいなかった。大丈夫かこのホテル。従業員(アジア人っぽいのだがどこの人か不明な人がよくいた。後で調べたらイタリアではフィリピン人がよく働いているそうだ)にカプチーノ下さいと頼むと持ってきてくれることが分かったので、そうした。ちなみに無料、というか朝食代に含まれているので金のことは気にしなくていい。アメリカンコーヒーはまずかったが、カプチーノはとてもうまい。この日以降は毎日頼んだ。食べたものは前の日と大体同じ。薄切りのチーズとハムが置いてあったのを試した。後で考えたら、ここでサンドイッチを作って持っていけば昼食が安上がりだったんだが、まあいいか。
この日も早く出て、ボルゲーゼ美術館に行った。
ボルゲーゼ美術館
美術館内は撮影禁止のため、写真はなし
予約は9:00からだが8:30集合。ホテルから近いので、歩いていった。通りの花屋に黒猫がいたが、時間がなかったので構わず。従業員も遅れてきたりするので、そんなに厳密に時間を守らなくてもよかったみたいだ。ローマパスを使って無料で入場。ボルゲーゼというのは昔の美術品マニアで、収集のためにはいろいろ悪辣なこともしたらしい。マニアだけあって選りすぐりのいいものがたくさん集めてあった。また天井画がたくさんで首がしんどかったが、たまに大きなソファが置いてあり、寝転んで見上げるのにちょうどよかった。図書館の本とか東京都美術館の「ボルゲーゼ美術館展」で予習しておいたことが役に立った。それにしてもベルニーニの彫刻はやたらリアルで面白い。
美術館内のバールでコーヒーを飲んだ。エスプレッソばかり飲むのも芸がないので、カフェマロッキーノというのを頼んでみたところ、コーヒーに泡ミルクを入れてココアの粉をかけたのが出てきた。ケーキみたいでうまかった。2ユーロぐらいだったので、エスプレッソよりはちょっと高い。11時半頃出た。
ボルゲーゼ公園
公園をうろうろした。とても広い。非常に背の高い松の木がたくさん生えている。4人乗りのおもしろレンタサイクルがあって、学生っぽい人たちが乗っていた。たしかに自転車で走ると気持ちよさそうな場所だ。しばらく歩いていたら、地下に「ローマン・スポーツセンター」というものを見つけた。会員制のスポーツジムのようだ。このあたりからバスに乗り、ポポロ広場で降りた。
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ポポロ広場
ポポロ広場と聞くと、どうしても「東大ポポロ座事件」を思い出してしまう。広い。真ん中に大きなオベリスクが建っている。バラの花売りの黒っぽいおっさんがたくさんいた。「あげる!」と言って5本ぐらい渡してきて、5ユーロぐらい請求してくるらしい。一本だけ1ユーロで買えばそんなに法外でもないが、観光客はそんなことを知らないので、たくさん買わされてしまうというわけ。ここにはあまり長居せず、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会(=双子の教会)の脇道を通ってマルグッタ通りへ移動。
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ポポロ広場のオベリスク
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マルグリッタ通り
となりのコンドッティ通り(ブランドショップだらけ)に比べると、人が全然いない。「ローマの休日」でグレゴリー・ペックが住んでいたアパートの前を通り、スペイン広場へ。
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スペイン広場
「ローマの休日」でジェラートを食べていた場所である。以前は映画の真似をするのが観光客の定番だったらしいが、今は条例ができて、階段に座って物を食べたら罰金だそうだ。知らずにやってる観光客がけっこういた。ここにもバラ売り多い。階段を登って上まで行ってみると、似顔絵描きや花売りなどがたくさんいた。ここにもオベリスクがあった。登りと逆方向の階段を降りて、昼食を取りに少し通りを戻る。
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スペイン階段
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オベリスク
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一階はギャラリー
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ガイドブックにのっていた「アドリアーナカフェ」に入ってみた。ここは穴場。うまい、おしゃれ、高くない(安くもないけど)。あとウェイターがイケメンだった。カルチョーフィ(=アーティチョーク)のトンナレッリ(黄色くて太いたまご麺)を食べた。アーティチョークというものを初めて食べたのだが、この上なくうまいものだった。芽キャベツみたいに葉っぱが重なったボールみたいなものなんだが、この中身が柔らかくて、油を吸うととろけるようなうまさなのだ。味つけはちょっと違うが「桃屋のメンマやわらぎ」とか「ヤシの芽」が近いと思う。付け合せに頼んだサラダはモッツァレラチーズとトマトがたくさん入っていて、オリーブオイルをかけて食べると、「ジョジョの奇妙な冒険」よろしく「ゥンまああーいっ」のであった。特にチーズがうまい。モッツァレラチーズは日本でもいろいろ売っているが、どうも水っぽいのばかりで、それほどうまいと思ったことはないんだが、ここのは味が濃くてすばらしかった。この店のサラダは、アリーチェとかミケーラとか女性の名前がついていて面白い。我々が注文したのは「ジュリア」だった。
この店はあまりに素晴らしかったのでまた行きたかったのだが、行けなかった。残念である。
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パンとグリッシーニ
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インサラータ・ジュリア
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カルチョーフィのトンナレッリ
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テラス席
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妻が友達に手袋を買って来てほしいと頼まれていたらしく、スペイン広場前のセルモネータという有名店に買いに行ったが、目当ての色は見つからなかった。「ちがうかたち、ちがういろ」と日本語で言われた。
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ななこSOS
装飾が全部修道士の人骨で出来ているので有名な「骸骨寺」に行こうとしていたのだが、昼休み中だったので、メルズブックストアという本屋へ。吾妻ひでおの「ななこSOS」イタリア語版を売っていたのが変だった。古本も売っていたので、「Diabolik」というイタリアの劇画、「West」というマカロニウエスタン劇画、「マヤ」(=ガラスの仮面)、「Tijuana Bibles」を購入。最後のがひどい。
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骸骨寺
教会の中に、大量の人骨で飾られた一室があった。足の骨を集めて作ったシャンデリアとか、骨を並べて文字を書いた壁とか、神聖というより悪趣味な感じだった。写真は厳禁といわれたので神妙にしていたのだが、しっかり絵葉書を自分のところで売っていたのがおかしかった。「rome skelton church」とかいう単語で検索してくれ。
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トレビの泉
狭い路地をぬけるといきなり巨大な噴水が現れたので驚く。後ろ向きでコインを投げ入れると、またローマを訪れることができるという話だ。みんなやっているので、我々も投げる。
ここらでまた雨が降ってきた。雨が降ると、安物の傘を結構な値段で売りつける黒っぽい人が必ず湧いて出る。見本の傘は上等のものだが、実際に売っているのはペラペラの粗悪品である。我々はあらかじめ傘を持ち歩いていたので、被害に遭わずにすんだ。
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パンテオン
「タッツア・ドーロ」という店でコーヒー。ジャマイカン・ブルーマウンテンというメニューがあった。ブルーマウンテンが300円ぐらいで飲めるなら安いと頼んでみたら、やっぱりエスプレッソ状態で出てきた。これはこれでうまいんだけど、俺としては普通の(湯が多い)コーヒーとして飲みたかったなあ。
少し歩いてパンテオンに行った。2000年近く前の建造物が、街中に普通にあるので驚く。また歩いてナボーナ広場へ。「お菓子のホームラン王」ナボナは、ここにちなんで名づけられたらしい。ここは4つの噴水があって、おっさんが口から水を吹き出していたり、彫刻のセンスがどれもこれも狂っていて面白かった。歩きまわって疲れたので、近くの教会に入って少し休んだ。
ホテルに戻るバスに乗るためにバス停まで歩く。途中で「ガレリア・コロンナ」というショッピングモールに入ってみた。外観は豪華だったが、中はよくある洋服屋ばかりであまり見るものはなかった。
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パンテオン

ナボーナ広場の噴水
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ビステッカ
一度ホテルに戻り、夕食へ。前日入ったレストランにもう一度行ってみた。

ハウスワイン
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前菜:
野菜の天ぷら
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プリモ:
スパゲティカルボナーラ
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セコンド:
ビステッカ(ビーフステーキ)
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デザート:
ベリーの生クリームのせ
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ビステッカが巨大で、500グラムもあるのには驚いた。これでで13ユーロだから、日本の感覚では安いと思う。しかもうまかった。スパゲッティは塩辛くて今ひとつ。デザートは単純なのにとてもうまかった。
ものすごい量のようだが、二人で分けたのでそうでもない。
食後酒にアマロを頼んだら、店のおばちゃんに銘柄を聞かれて困ってしまった。「うちにあるのは○○、××、△△、モンテネグロ…」と説明してくれたので、聞いたことがあるモンテネグロを試してみた。甘くて苦くていい匂いがして、グラッパよりも気に入った。
ホテルに帰って寝た。
2010年1月30日(土)四日目 くもり〜あめ
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前に買っていた謎のドリンク「CHINO」(キーノ、サンペレグリノ社)を飲んだ。見た目はコーラっぽいが、味は苦くて甘くて(みかんの皮?)薬っぽい。チンザノのような味だった。酒は入ってない。後で調べると、酒が飲めない人がバールで飲んだりするものだそうだ。
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コロッセオ
この日はホテルから歩いて8分ぐらいのカストロ・プレトリオ駅から地下鉄でコロッセオに向かった。休みの日だからか地下鉄はガラガラだった。
コロッセオも空いていた。ハイシーズンには待ち行列がぐるっと一周するそうだ。猫がいた。膝の上に乗ってくる人懐っこい猫だった。いろんな国の人に抱きかかえられていた。
今のスタジアムとまったく同じ形なのが面白かった。材質はレンガだけど。それにしても大きくて感心する。「ここが多くの剣闘士や猛獣たちの血を吸ってきた恐ろしい場所なのか!!」などということは感じなかった。血糊とかが残ってたらそう感じるのかもしれないが…。
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フォロ・ロマーノ
コロッセオを出て、近くのフォロ・ロマーノにいった。これは、昔の市街のあとである。街自体が展示されているので、とても広い。あまりにもぼろぼろなので、これまた古代人の生活を想像するのは難しかった。(帰ってからCGで復元した図を見るとなるほどと思った)思い入れが深い人なら「ここがカエサルが殺された場所か!!」とか思うんだろうけど。日本で例えると、平城宮跡みたいなものだ。ここに入ってしばらくすると雨が降り出し、だんだんひどくなった。出ようにも出口は何キロも先だ。逃げ場のない広い野原の真ん中でひどい雨に降られているという状況はかなり辛かった。途中、また猫がいて、遺跡の屋根の下で雨宿りをしていた。晴れている日ならもっとたくさんいるそうだ。
となりの現役の教会が、古代遺跡を利用して建てられていて、ツギハギになっているのが印象的だった。
昼過ぎにフォロ・ロマーノを出るころになって、やっと雨が上がった。
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チルコ・マッシモ〜真実の口
チルコ・マッシモの横をひたすら歩く。チルコ・マッシモとは昔の競技場(ベン・ハーに出てきた戦車競走のシーンのあれ)跡らしいが、今はただの草むら。そんなところで、どうしたわけか「ツーリスト?スピークイタリアン?」と自称ハンガリー人に話しかけられた。地図を見ながら「駅はどこ?」などと聞いてくる。「ジャパニーズ?トーキョー?オーサカ?」妙に馴れ馴れしい。後で調べたら、これはローマ名物のキャッチマンで、「一緒にバーに行こう」などと誘い、ついて行くとシャンペンを勝手に開けられたりして法外な値段を請求されるらしい。昔インドに行ったときに「私は昨日アグラに来たマドラス人なのだが・・・」とほとんど同じ手口で迫ってくるやつがいた(もちろん本当は現地人)。世界中で似たようなことをする奴がいるものだ。
チルコマッシモの端にあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会「真実の口」で記念撮影をする。これは古代のマンホールのふたらしい。後ろに人が並んでいたのであせってしまい、ローマの休日ごっこができなかった。
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ただの野原にしか見えない
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真実の口
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真実の口〜ゲットー
その後、歩いてゲットーへ。ここにとても美味しいユダヤ料理のレストランがあると聞いて来たのだが、満席で入れず。「予約なし?じゃあ一時間は待つよ」「タイムイズマネー」とか言われた。というわけでその近くの別の店「Al Portico」に入った。トリッパ(=「ハチノス」のトマト煮)とアーティチョークのリガトーニを注文したら「名物のユダヤ風アーティチョークcalchofi judiaはどうだい?」と聞いてきたので、つい頼んでしまった。これはアーティチョークの丸揚げで、まぁうまいのだが、せっかくのホクホクの食感がパリパリに揚がってしまっているので、ちょっと残念だった。…というか、揚げすぎで苦い。あと、全体的に味付けが塩辛かった。あと値段が高かった、ということでこの店はあまりよくなかった。まあ、ローマ名物のトリッパが食べられたのでよしとしよう。
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アーティチョークユダヤ風
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アーティチョークのリガトーニ
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トリッパのリガトーニ
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カピトリーニ博物館
マルチェロ劇場跡(今は改造されてアパートになっている)のあたりを歩いて、「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」(ここには入らなかった。中正紀念堂みたいなものか?)の隣にある「カピトリーニ博物館」に行った。ここには、巨大コンスタンティヌス像がある。ここもかなり充実した博物館だった。ロムルスとレムスの像とか。ヘルメ柱(道祖神…だなどう見ても)の素晴らしいものもあった。あまりにも展示品が多いんで、途中から疲れてあまり見てない。(彫刻はとにかく古代の白い石の人物像、絵はとにかくマリア、ヨハネ(サンジョバンニ)、パウロ(サンパオロ)とペテロ(サンピエトロ)。それにしても同じような作品ばかりで、いずれ劣らぬ名品ばかりなんだろうが、さすがに飽きてしまった。先にバチカンにいったのは正解だったようだ。)ここでも「PONT MAX」という表示をたくさん見たが、他に「SPQR」という表示もたくさんあって、これまた意味が分からなくて不思議だった。(後で調べたら、ラテン語で「市民諸君」みたいな意味の言葉の略らしい。)企画展で「ミケランジェロの下描き特集」みたいなのをやっていた。最上階のこぎれいなバールで生搾りオレンジ「スプレムータ・アランチャ」を飲んだ。こういう施設の中のセルフサービスのバールは座ってもボラれないから安心だ。
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マルチェロ劇場
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コンスタンティヌス像
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ロムルスとレムス
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ヘルメ柱
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オペラ座
一旦ホテルに帰って近所のスーパーで水やビールを購入後、バスでRepublicaにある「オペラ座」に向かった。オペラを見るのは初めてだ。チケットはインターネットであらかじめ買ってある。一番安い席だったので、一人1800円ぐらいだった。演目はヴェルディの「ファルスタッフ」だ。事前に台本の翻訳を読んだりCDを何度も聞いたりと予習をしていったので、イタリア語が分からなくても十分楽しめた。(予習をしていないとつらいと思う。特に最後の方のコスプレパーティーみたいなシーンは「なぜこの人たちはこんなファンタジーな格好をしているのか?」がわからないだろう。)休憩時間にトイレに行こうとしたのだが、見つからなくて苦労した。人間がたくさんいるのにトイレがないはずがない。よく探したら端の方にあったのだが、トイレともなんとも書いていないただのドアだった。これはわからん。…が、もうわかった。
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マックイタリー
帰りにマクドナルドで「マックイタリー」というのを買って、バスで帰った。バス停が分からなくて大変だった。
マックイタリーは高かったのだが、残念ながらまずかった。なんだか味がないのだ。宣伝文句には「バンズは100%イタリア産小麦、肉は100%イタリア産牛肉、イタリア産レタスにイタリア産なんとかチーズにカルチョーフィソースでイタリアらしく仕上げました」などということが書いてあり、ポスターもそこら中で見たのだが、こんなのならその辺で安いパニーノを買った方がはるかにうまい。そういえば買うときけっこう並んでたが、誰も頼んでなかった。ドバイで食べた「マックアラビア」はうまかったんだけどな。ビールのんで寝た。疲れた。
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2010年1月31日(日)五日目 はれ〜あめ〜はれ
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ポルタポルテーゼの蚤の市
テルミニ駅からバスに乗ってポルタポルテーゼの蚤の市へ。ほとんどが安物の服屋ばかりで、骨董品みたいな面白いのは少ししかなかった。ヤンキー仕様のジャージとか、ブランド物のコピー商品ばかり。これなら東寺の骨董市の方がずっと面白い。
黒っぽいおっさんが万能野菜カッターを実演販売していた。どうみてもサクラと思われる男が「よし買った!」みたいなことを言っていた。布やレースばかり売っている屋台があり、妻がロシア風の布を1ユーロで買って喜んでいた。オリーブ塩漬け味見。味は悪くないんだが、かなり塩辛い。子どもが一人1カップずつ食べていたので、そんなに塩辛いものだとは思わなかったのに。味見して買わないのもあれなので、かわりに空豆の塩漬けをコップ一杯買った。味は悪くはないのだが、やはり塩辛くて全部は食べられなかった。
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豆の塩漬け
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蚤の市はかなり遠くまであり、やっと終わったところがちょうどトラステヴェレ駅だった。ここにスーパーがあったので、色々買い込む。駅のホームにコーヒーの自販機があったので試す。自販機はわりとあちこちにあるのだが、強盗防止のため鉄格子で囲われている。壊れていることも多いので注意が必要だ。エスプレッソ0.6ユーロ。店で飲むやつも機械で出したいるので、味は同じだった。下のほうに砂糖が沈んでいたので、よく混ぜるべきだったと思った。電車に乗って一駅、ピラミデで下車。
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トラステヴェレ駅
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エスプレッソ自販機
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ピラミデ
ピラミデとは、古代ローマの人(別に権力者ではない、ただの人)が個人的に作ったピラミッド型の墓である。意外と大きかった。
この辺でまた雨が降り出した。今回の旅行は雨ばかりだ。
ダメもとで、伝説のレストラン「ダ・フェリーチェ」に行ってみた。日曜昼の早い時間ならいけるかと思ったが、やはり予約いっぱいでムリだった。
帰りの地下鉄の中で、赤ん坊を抱いた貧しそうな女に金をせびられた。よく見たら赤ん坊は人形だったので、無視した。また、同じ車内でカラオケ機材を持ち込み「ベサメムーチョ」を歌うおばちゃんもいた。歌がうまいな、と思ったが、よく聴いたらCDをかけているだけで、おばちゃんは歌うフリをしているだけだった。一曲歌うと周囲の人に金をせびっていた。ちなみにポルタポルテーゼの市でもやはり「ベサメムーチョ」のCDが大音量で流れていたのだが、なにかそういう決まりごとでもあるのだろうか。
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ピラミデ
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プンタレッレを食べる
ホテルの近所のレストラン「Al
Bersagliere」で昼食をとる。ここで、幻のローマ野菜と言われたプンタレッレのサラダを食べる。冬の数カ月だけ、ローマだけでしか売られない珍しい野菜で、歯ごたえのある水菜という感じだった。アンチョビとオリーブオイルであえて食べる。アンチョビが生臭いがすぐに慣れた。ショリショリしていてうまかった。他にもカーショ・エ・ペーペ(胡椒とチーズのパスタ)、ペンネ・アラビアータ、瓶ビール。なかなかうまかった。
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プンタレッレ
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カーショ・エ・ペーペ
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ペンネ・アラビアータ
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アメリカンサーカス
ホテルの近くを散歩した。ゲームセンターとかボウリング場があったが、ローマではあまり派手な建物を立ててはいけないらしく、外からはただの古い建物にしか見えなかった。日曜なので休みの店ばかりで、とても静かだった。
しばらく歩いていると、ジェラート屋があったので入ってみた。3種盛りで2ユーロだった。キャラメル、ラム、みかんの皮みたいなのの三つにした。まあうまかったが、少し水っぽかった。よく分からない公園のあたりまでいって帰った。公衆電話に「アメリカンサーカス」という怪しいポスターが貼ってあったのが印象的だった。
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ジェラート3種盛り
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怖いピエロ
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トラステヴェレ
バスやトロリーバスを乗り継いで、またトラステヴェレ方面へ。大きなスーパーがあったので、また水などを買う。その後、「ドルチェ・イデア」でおみやげのチョコを買う。
このころになると腰が痛くて、立っているのが非常に辛かった。毎日歩きどおしだったから。
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アルゼンティーナ
ストラヴィンスキー作品集のCD買う。安い(2枚組で9.5ユーロ)。ヴェルディ全集CD60枚組とかが、1万円ぐらいで売っている。日本はCDが高すぎると思う。DVDも安かったが、日本では見られないため買わず。
バスがなかなか来なくて、帰るのが大変だった。
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魚料理
夕食は昼と同じ店へ。モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼをまた食べる。さらに魚料理に挑戦したのだが、注文の仕方が難しい。メニューにあるのは100グラムあたりの値段で、一匹注文すると20ユーロもした。それもごく普通の白身魚(スズキ?自信ない)の塩焼きで、皮や頭は取り除かれてしまった。置いといてくれたら食べるのに、MOTTAINAI。一緒に頼んだサーモンのクリームスパゲティは極上のうまさだった。デザートのティラミスも良かった。
ワインを1リットル飲んだ(500ミリ×2)。あとコーヒー、リモンチェッロ。ずいぶん使ったし、ずいぶん酔っ払った。魚は日本で食べた方が安いようだ(この店でしか食べてないけど)。
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サーモンのクリームスパゲティ
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白身魚の塩焼き
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カプレーゼ
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ティラミス
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2010年2月1日(月)六日目 はれ
最終日は快晴だった。いまさら…ちょっとくやしいが、まあ、大荷物を運ぶときに雨がふらなくてよかったと前向きにとらえることにしよう。
朝市
ホテルの近くの朝市に行ってみた。カルチョーフィを一個1ユーロぐらいで売っていた。今から思えばいくつか買って帰ればよかった。その後ホテルに戻る。妻は一人で出かけ、デパート「ラ・リナシェンテ」に行った。「サブカルコーナー」みたいなのがあって、石ノ森章太郎「気ンなるやつら」のマンガをかっこよくコラージュしたハードカバーのノートが20ユーロで売られていたらしい。こういうのはかなり稀で、イタリアでは日本のものはあまり見かけなかった。日本車も走っていないし、電化製品もフィリップスとかばかりだった。しかしなぜかハローキティだけは人気があった。
テレビでは、ゾウが花(花の中に小さな人たちの世界があるらしい)を持って走りまわるハートウォーミングなアニメ(ただし3Dのアメリカンな絵が気持ち悪い)をやっていた。
ホテルの近くに「Sakura」という日本食レストランがあった。かなりファッショナブルな雰囲気で、毎晩大勢の気取った若い男女で賑わっていた。メニューは寿司、丼、酒など。けっこう高かった。メニューの写真を撮っておいた。
あと、この辺にはナイトクラブ?もあった。看板や案内などは一切なく、音楽が大音量で流れていて、中に多くの若者がいる気配がするのだが、通りから見える店内は真っ暗で、何が何だか分からなかった。
帰りの飛行機
バスでテルミニ駅に移動。
レオナルドエキスプレスで空港に移動。前の席の中国人らしきおっさん(LATIOと書いてある帽子をかぶっていた)が、二等の券で乗っていたらしく、車掌ともめていた(レオナルドエキスプレスは全席一等あつかい)。
行きは夜中だったので真っ暗で不安だったが、帰りは明るいので外がよく見えて面白かった。線路に並行してエボシ型鉄塔が立っているのが見えた。
空港で手続き後、しばらく時間があるので昼食をとったり、いろいろ物色したりした。昼食はカフェテリア方式の店でピザとリゾットを食べた。けっこう高かったが、空港だからしょうがないか。ピザは分厚いタイプで、オリーブなど載っていた。ローマでは薄いピザを食べたが、分厚いのもうまいと思った。リゾットは臭い粉チーズをたっぷりかけてくれて、うまかった。チーズの類が安いのがうらやましい。
あとは本屋でレシピ集つきTVガイドとかゴシップ誌とかを購入。(レシピ集は後で役に立ったが、ゴシップ誌の方は知らないセレブばかり写っていてよくわからなかった。)
妻は手袋探しを空港内の店でもしていたが、やっぱり見つからなかったらしい。
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「アマロ・モンテネグロ」の広告があったので撮影。今考えたら免税店で買っとけばよかった。たしか一本15ユーロぐらいだったから安くはないが、日本で買うと倍以上である。
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機内食は、ポレンタというものが出た。とうもろこし粉を湯で練って固めたものに、トマトソース?がかかっていた。わかる人は少ないと思うが、昔、専門学校のアフリカ留学生のつどいみたいなので食べた「ウガリ」みたいな味。味があるのかないのか…あまりうまくはなかった。あとはパンとかサラダがついていた。妻は日本食にしていた。チキンドン?とか書いてあった。
降りる1時間前ぐらいに、もう一回食事。パンとかハムとかチーズとかヨーグルトとかクラッカーとか。
今回も、機内では主に「数独」というパズルゲームをやっていた。今度はどのくらいの時間でつくかわかっていたので、行きほどしんどさは感じなかった。(比叡山に初めて登ったときはいつつくのか分からないのでしんどかったが、二回目以降はペース配分ができるようになったので楽になった。これもそれと似ている)
ただ、帰りは日本人のスチュワーデスが態度悪すぎて嫌だった。異常に怖いのだ。これさえなければ快適だったのだが。まあ、アリタリア航空には無愛想なスチュワーデス「も」いるということがわかった。
カメラの都合で帰りの機内の写真はなし。
2010年2月2日(火)七日目 くもり
帰還
ここから日本時間。
11時半頃成田空港についた。帰ってきたら雪が積もっていた。前の日にかなり降ったらしい。
入国手続きはいつもどおりすぐに終わった。トイレに行ったらイタリアの空港のトイレとはまるで違う、きれいでメカニカルなトイレだった。日本に戻ってきたことを強く感じた。もうボッタクリやスリや個性的な物乞いに出会う心配をしなくてもいいのだと思うとほっとした。
京成で成田空港から日暮里まで移動。いつもながら遠すぎると思う。全部羽田空港ならいいのに。
日暮里からバスに乗り、家には14時半頃ついた。
昼食に近所の「まごころ弁当」でのり弁当を購入。久しぶりに米の飯を食ったら、とてもうまかった。パンもうまかったんだけど、さすがに毎日だと飽きるな。
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