平成13年2月9日

2000年度ISテーマ
マイクロマウスの開発研究
〜マイクロマウス2000に出場して〜

情報工学科 r00h0390 不死川魔沙王

7.各部の詳細

CPU部

CPUボード全体

CPU部は、MMT展のものを流用した。

@CPUボード(本体部)

AKI80

AKI80

秋月電子通商が販売している「AKI80」は、東芝製8ビットCPU「TMP-Z84C015」を搭載したワンボードマイコンのキットである。TMP-Z84C015は、Z80シリーズのCPU,PIO,SIO,CTC,CGC,ウォッチドッグ&レジスタをワンチップに収めたICであり、Z80アセンブラプログラムを実行させることができる。安価で、小さくまとまっているので今回制御用に採用した。



TMP-Z84C015ブロック図

TMP-Z84C015ブロック図

● PIO(Parallel Input Output) :パラレルデータの入出力(I/O)用のIC。TMP-Z84C015は、二つの独立したPIOを持つ。
● SIO(Serial Input Output) :シリアルデータの入出力を制御する。
● CTC(Counter Timer Circuit) :タイマー機能。頻度の高い処理をCTCに実行させ、CPUの負担を軽くして処理効率を良くする。
● CGC(Clock Generator Circuit) :クロック発生回路。マイクロプロセッサの動作クロックを作る。
● ウォッチドッグ&レジスタ :暴走を検出して正常に戻すための回路。
今回はPIOでモータの回転制御・センサ入力、SIOでノートパソコンからのプログラム転送を行った。CTCは使わなかった。

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