大韓遠征記2002

2/21(木)

 朝、カップうどん食べる。日本のより量が多くてよい。味は少し薄いがまあまあ。イカのてんぷらと海苔が入っていた。

 青柳がカバンがいるというので東大門にいく。チェックアウト12時までなのではらはらしたがタクシーで帰って何とかセーフ。途中立ち食いしたヘンボゴがうまかった。荷物もってロッテリア前へ。荷物がおそろしく重い。たまらない。液体を買い込みすぎた。「朝鮮語辞典」なんか持ってくるんじゃなかった。ここで空港バスに乗る。5000ウォン。一万ウォンしかなかったのでお釣りをもらったのだが、全部コインでくれるので参った。バスの中では何故か故事成語の意味について解説する映像がずっと流れていた。パソコンの辞書の宣伝だったのかもしれない。例えば「塞翁之馬」という漢字が出てきて、次にそれをハングルに直したのが出てきて、一文字ずつの解説が出てきて、最後に全部の解説が出た。

 金甫(きんぽ)空港で乗り換え、仁川(いんちょん)へ。1時間半ぐらい乗っていただろうか、途中で眠ってしまった。

 空港のチョソンホテルレストランで飯にする。飲み物はビールもコーヒーも同じ値段だったので、ビール大ジョッキにした。私はイカとキムチの炒め物と目玉焼きがライスの上に載ったもの、田口はチーズが乗ったスパゲティー(町のあちこちでこの模型を見た。日本にはなさそうなメニュー)、青柳はサンドイッチを食べていた。考えてみると青柳の食べたものはほとんど洋食であった。韓国の食べ物があわなかったようである。なぜかキムチではなくたくあんと甘いピクルスが三人のまんなかに置かれた。洋食にはたくあんがつくらしい。そういえばトンカスにもたくあんがついていた。たくあんは日本と違って、丸いまま切るらしい。

 ちょっと買い物。空港の本屋でいい漫画をたくさん発見。日本人が刀を振り回して襲ってくる歴史漫画(いちおう近代史なんだけどな)とか、ドラえもんを改竄したやつ(宮本武蔵が朝鮮の人に描きなおされている)とか。カードキャプターさくらぬりえやおじゃ魔女ドレミぬりえとかである。しかしもうウォンがなかったので涙をのんであきらめる。まさか町じゅう探してなかったものがこんなところにあるとは意外だった。郊外が狙い目(何の?)といえるかもしれない。

 ここでドラとロボコンマがジンみたいな雑誌を購入。中の構成はロボコンマがジンそっくりである。アニメのロボットみたいなコラムがあって、その号ではテコンVがとりあげられていた。また、人型ロボットの競技会ROBO-ONEについても特集が組まれていて、詳しい記事が載っているらしかった(読めないので予想)。面白かったのは「先行者」もしっかりそこに載っていたことだ。

 ゲートを越えて中に入ってしまうと、もう何もすることはない。免税の酒にもタバコにも宝石にも人参にも興味はない。飛行機に乗る。腹がいっぱいだが機内食は全部食べ、またビール飲む。コーヒーとオレンジジュースも飲む。水ばっかりである。関空には1時間20分でついてしまった。なんと言う早さか!(ここから後はすでに日記に書いたので省略する)

 大韓遠征記 おわり