2000年11月の記録


11/30(木) アセンブラの課題の期限が延長されたので、続きをやる。マルチメディア検定の解答が発表されたので、採点する。8割ぐらいあったので、マークがちゃんとできていたら取れているだろう。
11/29(水) アセンブラの宿題を出す。アルゴリズムの宿題をやる。
11/28(火) アセンブラの宿題をやる。「初心者のためのSQL入門」読み終わる。
11/27(月) アセンブラの宿題をやる。ディジタル回路の宿題も出る。アルゴリズムも宿題が出ていたらしい。最近宿題が多い。MMT展とマイクロマウス2000のレポートの草稿を書く。
11/26(日) 10時頃鵜飼邸を出る。駅でソバを食べ(ソバはふつうのうどんスープより醤油味の東京うどんスープのほうがうまいと思う)渋谷へ。青山学院大学でマルチメディア検定があるため。会場についたが時間があるため、近所でうどんを食べる。東京のうどんは黒い。でもそんなに言われるほどまずいかなあ。コンビニで爪切りを買う。
 青山学院大学は、イケてる若者の学校といわれるだけあって、とてもきれいだった。「日帝の朝鮮侵略戦争許すな」とか「権力の走狗カクマル派を一掃しよう」などといったイケてないビラは一つも張っていなかった。トイレには、紙が6つも置いてあった。こういう、自分がふだんあまりいかないところに「試験」という名目で行くのはなかなかわくわくする。
 大きな教室で試験があった。思っていたのと少し形式が違い(選択問題がなかった)、かわった問題もあったが、わりと余裕を持って受けられたと思う。・・・ただ、眠くてたまらなかった。当然である。
 思ったより早くできたので、途中ででた。その後、渋谷駅に向かったが道に迷ってしまった。ぶらぶらしていると「ハッピーワールド」というビルが見えた。ひょっとしてメッコールの会社?と思って近付くと、本当にそうで、正面にメッコールの自販機があった。大喜びで買おうとしたら、千円札がはいらない(しわしわだからか、受け付けられない)。まごまごしていると、つぎつぎに人が来てメッコールを買い、ビルの中にはいっていった。やはり関係者なのだろうか。おそらく日本で一番回転の早いメッコール自販機であろう。100円玉が2つしかなかったので2つしか買えなかった。残念である。
 渋谷駅から、東部東横線で新丸子の菅野夫妻の家へ。時間が早かったので、ホームで寝たが、寒かった。
 家はきれいで広々としていた。初めはコンピュータの話など硬派なはなしをしていたのだが、奥さんの料理(タコスのようなもの。うまかった)を食いつつビールを何本も飲んでいると(うまいうまいとか言ってさんざん飲んだり食ったりしたが、ちょっと悪かったかも知れない)、例によってジュースとか変なお菓子とか新興宗教の話になってしまった。
 7時半頃辞去して、新横浜駅に向かった。8時半ぐらいの新幹線に乗ったら、いっぱいで座れなかった。仕方ないから12月10日のJ検1級の本を見ていた。もうしんどくて、眠くて、立っているのが非常に辛かった。近くの席で「警察は信用できないよ」とかいう話をえんえんとしているおばさんがいた。気の弱そうな男がそれをずっと聞かされていた。多分あの男は眠りたかったのだろうが、ちゃんとあいづちをうったり会話したりしていて偉いと思った。静岡から座れたが、寝て起きたら名古屋だった。ここで乗り換えて京都へ。寝ようと思ったが、近くの席のスポーツマンたち(ラクロスの人たちらしい)の会話が面白くて寝られなかった。二人でじゃんけんして、デリヘル嬢を呼び、勝った方が相手になり、負けた方が押し入れから見ていた話とか。体育会系でなつかしかった。
 京都から新快速に乗り換え、家に帰りついたのは12時半、寝たのは1時半だった。明日は授業だ!疲れた!!
11/25(土) 科学技術館でマイクロマウス2000。武道館で自衛隊音楽祭りと言うのがあって、軍服の人たちがいっぱいいた。
 路面が学校とかなり違うのでパラメータの調整が大変だった。しかもまたノートパソコンがおかしくなり、SE3(エディタの名前)が使えなくなったので不馴れな「EDIT」を使わねばならなかった。もっとも、アセンブルや転送はできたのでさほど問題はなかった。
 ロボット名は「肉弾時代」。「三島由紀夫のように力強く走ってほしいという願いを込めて」宮谷一彦の漫画からとった。三島由紀夫が腐敗政治家達を拉致し、武道館に連れてくる。政治家達はふんどし姿の男たちといっしょにボクシングの試合を観戦させられる、という話である。
 平塚の岡田夫妻が試合を見に来てくれたので嬉しかった。しかし、試合事体は惨澹たるものだった。10分間の持ち時間に5回のトライアルがゆるされているのだが
 1回目:まっすぐ走っていって壁にぶつかり、動けなくなる。
 2回目:まっすぐ走っていって壁にぶつかり、動けなくなる。
 3回目:一つ目の壁をクリア、二つ目もクリア、しかし三つめの壁でぶつかり動けなくなる。
 4回目:まっすぐ走っていって壁にぶつかり、動けなくなる。
 5回目:まっすぐ走っていって壁にぶつかり、動けなくなる。
 というわけでかなり恥ずかしかった。
 その後他の人たちのを見たのだが、みんな動きが正確で感心した。やはり1区画をもっと正確に走れるようにならなければ駄目だな、と改めて思った。アラレちゃんみたいな女の子がいて、2台もエントリーしていた。1台は動かなかったが、もう一台はすばらしい成績だった。また、カメラで高いところから写した画像を処理したり、Palmを積んだりしためずらしいものもたくさん見られた。外国の招待選手たちのマウスはやはりすばらしい性能だった。小さくて軽くてかっこよかった。
 先生の友人という澤さんという人に話し掛けられた。
 その日の競技が終わって外に出るともう暗かった。武道館にすごい数の客が来ていて、地下鉄に乗るのが大変だった。部長に荷物を頼み、別れた。

 鵜飼と会い、秋葉原へ。(初めはいかないつもりだったが、結局いってしまった)秋月電子でAKI80買う。やはり自分で作らないと。
 その後ボーリングをしたり(ターキーなんて初めて出した)もんじゃ焼きを食ったりした。ビールを1リットルほど飲むとやたら元気になって、むやみに遊んだ。錦糸町の鵜飼の家で筏と一緒にまたビールを飲みつつ桃太郎電鉄を10年やった。朝の5時半までやってた。さすがに気が狂いそうになった。終了後、鵜飼はテレビに切り替えて「おぼちゃまくん」を見ていた。おれはさすがにここでダウンした。
11/24(金) タクシーで京都駅に向かい、ラーメンなど食って新幹線へ。ホームで肉饅とビール。12時20分のひかり号に乗り、すぐ眠った。
 4時頃九段会館へ。武道館の近くの会場下見の途中ドクターペッパーを飲む。マウス整備。夕飯に食べた餃子が生だった。これが原因か、寝ている最中腹痛に悩まされた。ファミリーマートの近くの武道具屋で、「手裏剣3枚1000円」というのを見つけ、もちろん購入する。刃先は丸いが鉄製の重いもので、投げたらかなり危なそうだ。風呂にひさしぶりに入った。やっぱり文明はいいなあ。
11/23(木) 足りない電池を買ってくる。電池づくりやその他いろいろで、夕方からようやくマウスを走らせての実験を行うことができた。(出発は明日だってのに、今さら!!)
 実験をひたすらくり返した結果、「運がよければ壁にぶつからずに迷路をかくかくと進むことができる」程度にはなる。しかし、完走は無理だろうな・・・夜の1時過ぎまで先生につきあっていただき、非常に申し訳なかった。その後出発の準備を部室で部長と行い、寝た。
11/22(水) 電池を単3にすることになるが、電池を作ると言っていたやつは何もしておいないわ、代わりに買ってきたやつはニッカドではなくニッケル水素電池を買ってくるわで全くたよりにならないので、結局授業をさぼって自分で買いに行った。つくづく思ったのだが、「みんなで協力して」とか「来年はがんばろう」とかいう言葉は何一つ信用するべきではないし、自分以外の誰かがなんとかしてくれることは期待するべきではない。(俺は一回生だぞ!大学の専攻はインド哲学で、クラブは柔道部だったんだぞ!ハンダ付けは5月から始めたんだぞ!!)一人でやった方がはるかにいい。今回はもう間に合わないが、CPUボードとかから今度は自分で作ろうと思う。
 ボールキャスタが回りにくいので、「カグスベール」を使って代用とする改造を行った。また、先生から電池のハンダ付けの方法を習った。
11/21(火) CTCを使った長いプログラムは結局動かないことが分かった。しかし、手直しをするにはもう時間がない。ロボティクス入門の真似プログラムを改良して、走るだけは走るものを作ろうと決める。
11/20(月) さいきん学校の授業をないがしろにしている。C言語もリスト構造の辺りからさっぱりわからない。アセンブリ(MASM)でも「PSPを画面に表示せよ」などというわけのわからない課題が出ている。大会が終わったら早く追い付かないといけない。
11/19(日) 同志社で簿記3級受験。できは六割八分ぐらいで微妙。女ばっかりだった。
 この試験で頭を使ったからか、非常にハイになり、試験後昼の1時頃部室に来てCTCにより台形加減速を行うプログラムを4時間ほどで成功させる。調子がいいのでとりあえず先生にもらったプログラムのことはおいておいて泊まりで横山直隆氏の本にあるプログラムを書き直すのに没頭する。パソコンの周りを段ボールで囲んだので、暖かかった。次の日の朝1時間目までに500行以上書いた。CTCや割込みの書き方についてわかってきたような気がする。
11/14(火)〜11/18(土) この辺りまた記録がない。ほとんど京都にいた。ずっと先生にもらったむかしのプログラムを見ながらCTCってなんだよとか、割り込みとは?とか、「みんなで協力してやっていこうや」と調子のいいことを言っていた奴がなんでちっとも顔を見せないんや(来てもどうせわからないから別にいいんだけど)といって頭を抱えていた。遠征を二人にして部長を東京遠征から外したり、ホテルを1部屋キャンセルしたり、学院ホームページの会議に出たりして、ほとんど苦行だった。とにかくどうしようもなく眠かった。段ボールじゃなく、柔らかいふとんでひたすら眠りたかった。
11/13(月) データを転送するためのノートパソコンが壊れていた。日本語モードが立ち上がらないのだ。
 他のパソコンで「ロボティクス入門」のまねをしたプログラムを書いてみる。速さは一定で簡単なライントレースをするだけのものである。アセンブルエラーは出なかったし、外部電源で回してみるとたしかにセンサの反応で回転がかわる。しかし、外部電源の電流が少ないからか力が弱く走らせることができない。
11/12(日) 家に帰って泥のように眠った。
11/11(土) 久保田先生が赤外線カメラをもって来て下さる。センサから赤外線が出ているのか調べるためだ。出ていない!これではセンサが作動しないのは当たり前だ。ひとつトランジスタが反対になっていたので、直したところ、赤外線がでた。しかしそれでも点灯しない発光ダイオードがある。結線を調べたりいろいろした結果、なんとフォトリフレクタ事体が壊れていたことが判明した。カメラで確認してから数時間で、センサはほぼ完全に動くようになった(相当先生の手を煩わす結果となった)。ちらちらとしか変わらないのではなく、ハッキリと反応がある。いままで反応が鈍いとかついたり消えたりするといっていたのは、線に触った時に人体の電気の影響で交流が発生したかららしい。
 赤外線は眼に見えないからどこが壊れているのかわからなかった。そのため、すごい時間をかけたのに全然直すことができなかった。それが赤外線カメラで見たとたんにすぐに直すことができたのだから、まったく「見える」ということは重要なことであると思い知った次第である。
 このあと泊まりでプログラムの研究をしたが、ほとんどものを考えることができなかった。「極上パロディウス」を何回かやったが、すぐに撃墜されてしまった。
11/10(金) 授業後学院ホームページの会議。その後部室にいく。マウスの予算が4万円しかとれなかった。これでは4人の行きの電車賃にさえならないではないか。またセンサをいじるがなおらない。接触不良かと、せっかくモジュール化したところを直付けしたりしたが、事態は好転しない。あきらめて3時頃寝た。また泊まりだ!!ゴミ袋に穴をあけて着て寝たが、全然暖かくなかった。
11/6(月)〜11/9(木) このあたり記録がないが、ほとんど家に帰っていない。ずっと部室でセンサをいじっていた。どうしても直らない。頭が痛い!眠い!
11/5(日) 病気なので寝ていたかったが、前からの約束もあるので大阪で中井・武田とビリヤードをすることになった。中井が台湾土産の漫画(スーパー食いしん坊中文版、名探偵コナン劇場版のフィルムブック中文版)などをくれた。黒松沙士をもらったのでひさしぶりに飲んだ。やっぱりルートビアだった。まえルートビアを飲んだ時「黒松沙士みたいな味だった」という感想を書いたが、その通りだった。黒松沙士はルートビアにレモン風味を付けてややさわやかにした感じである。
 武田にリコリスを食べさせたところ、平気で食べていた。
 その後飲んだりビビンバを食ったりしたが、やはりどうもしんどいのであまり遅くならない内に帰った。
11/4 病気で倒れていた。
11/3(金) ニンジャ映画2。レディニンジャセクシー武芸帖、忍者大戦を上映。セクシー武芸帳はタイトルにひかれたのか怪しいお客がいっぱい来た。しかし、大半が呆れて出ていってしまった。忍者大戦はビンゴ大会の時間待ちのためか、けっこう入った。女性客も!モザイクのシーンや水ぐものシーンでは爆笑が起きていた。この忍者大戦が一番受けがよかったと思う。ゴジラの映画について映画会社の偉い人が「内容なぞはどうでもいいのだ!子供が退屈しないよう、5分おきに見せ場を作れ」と言ったと伝えられるが、それが真理であることを実感した。忍者大戦は本当に見せ場がいっぱいあるからなあ。内容はむちゃくちゃだけど。次回は「忍者vs亜羅漢」「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」「少林寺vs忍者」の対決シリーズ3本立てで行くか。
 クノイチ部隊は時間のつごうで上映できなかった。
 合間合間で大日本とルサンチマンを上映した。まえ部室に来たこともあるアシッドな人が来て、大喜びしていたが、奇声を発するのには困った。
 片付けて帰ったが、段取りが悪くていらいらした。どうしようもなく頭が痛く、電車の中で大変辛かった。インフルエンザか。このあと2日間倒れていた。
11/2(木) ニンジャ映画の世界と題して、ニンジャ・ニンジャ刑事ダブルエッジ・アメリカン忍者を上映する。一時期15人ぐらいお客が集まったが、ニンジャの途中で帰る人が多く、後の方はほとんどいなかった。残念である。しかし、ニンジャ映画というものがあることぐらいは世の中に広まったのではないだろうか。
 休憩時間に流した「愛国戦隊大日本」が受けがよかったので、明日も客よせのために流すことにする。
 本場の讃岐うどんの味を再現!という出店のうどんがただのパックのうどんだったのには失望した。あれじゃあ詐欺じゃないか。
11/1(水) 11月祭の準備をする。なんだかんだと待ち時間が長くて疲れた。